「クロノ・トリガーをもう一度遊びたいけれど、DS版と原作で何が違うのか分からない」
移植版はどれも同じ内容に見えますが、実際には収録されている冒険の量がまるで違います。
買う機種を間違えると、追加要素をまるごと逃すことになりかねません。
本記事では、DS版のゲーム内のデータをもとに、DS版と原作の違いを整理しました。
読み終えるころには、自分に合うバージョンがはっきり選べるようになります。
結論から書くと、DS版は原作に3つの新ダンジョンと闘技場、そして新エンディングを加えた「最も収録量が多いクロノ・トリガー」です。
目次
クロノ・トリガーDS版と原作の違いは「追加要素」にある
DS版と原作の違いは、追加要素の有無に集約されます。
本編のシナリオ、キャラクター、戦闘システムは原作のままです。物語の筋書きが書き換えられているわけではありません。
変わったのは、本編をクリアする前後に遊べる「寄り道」の量です。DS版では新しいダンジョンが3つ増え、モンスターを育てる施設が加わり、エンディングも1つ増えました。
グラフィックやBGMは原作を踏襲しています。見た目が大きく作り変えられた作品ではなく、原作に中身を足した作品と考えると分かりやすいでしょう。
DS版で追加された要素5つ
DS版で追加された要素は、次の5つです。
- 竜の聖域(新ダンジョン)
- 次元のゆがみ(新ダンジョン)
- 時の闇(新ダンジョン)
- 次元の闘技場(モンスター育成)
- 新エンディング「夢の終わりしとき」
順番に見ていきます。
竜の聖域|恐竜人の里で依頼をこなす
竜の聖域は、原始と中世に出現する別次元へのゲートです。
ゲートの先では、滅んだはずの恐竜人がひっそりと暮らしています。里を訪れたクロノたちは、住人からさまざまな頼みごとを受けることになります。
依頼は原始と中世を行き来しながら進めます。原始で5つ、中世で5つ、合計10の依頼をこなすとクリアです。
1つの依頼を終えると次の依頼が発生する形式で、順番はおおむね決まっています。原始の依頼を進めてから中世へ向かうと迷いにくくなります。
次元のゆがみ|自分たちの「影」と戦う高難度ダンジョン
次元のゆがみは、古代・現代・未来の3つの時代に突然現れる奇妙なゲートです。
内部はどの時代にも属さない空間で、進むたびに構造が変わります。各時代のマップは9種類の候補から5つが選ばれる仕組みで、組み合わせは8通り用意されています。
最奥で待ち受けるのは、クロノやマール、ルッカの「影」です。歴史の改変が生み出した、別の可能性の幻影という位置づけになっています。
難易度は本編のラスボスを上回ります。本編をクリアできる程度のレベルでは苦戦するため、装備を整えてから挑むべきダンジョンです。
時の闇|新エンディングにつながる最後の戦い
時の闇は、3つの時代の次元のゆがみをすべてクリアすると開かれます。
時の最果てで老人に声をかけられたあと、バケツを調べると「ラヴォスの日」と「時の闇」のどちらへ向かうかを選べるようになります。
時の闇は、ラヴォスが倒されたあとの時空です。そこではラヴォスを超える新たな敵「夢喰い」が目覚めようとしています。
夢喰いを倒すと、原作には存在しないエンディング「夢の終わりしとき」を見られます。シリーズのその後を知るうえで欠かせない内容で、DS版を選ぶ最大の理由になる要素です。
次元の闘技場|モンスターを育てて戦わせる
次元の闘技場は、自分のモンスターを育てて他のモンスターと戦わせる施設です。
タイトル画面から直接入るか、時の最果てにあるゲートから入場します。修行でモンスターを鍛え、バトルに勝つと賞品を得られます。
ワイヤレス通信を使えば、友だちのモンスターとの対戦もできます。
ただし注意点があります。闘技場の内容は本編から独立しており、育てたモンスターを本編の冒険に連れていくことはできません。あくまで独立したおまけと考えてください。
追加エンディング|エンディングが1つ増える
DS版では、時の闇をクリアすることで見られるエンディングが1つ加わりました。
原作のマルチエンディングはそのまま収録されています。DS版は原作のエンディングをすべて残したうえで、新しい結末を1つ足した構成です。
DS版は2画面とタッチペンで操作が変わる
DS版では、携帯機の特性に合わせて操作まわりが変わっています。
下画面には世界地図と現在位置が表示され、冒険中に地図を確認する手間が減りました。メニューへのショートカットアイコンも下画面に並び、配置は自由に変更できます。
タッチペンでの操作にも対応しました。画面に触れて移動する、話す、調べる、装備を変更するといった操作をペンだけで行えます。
もちろんボタン操作も使えます。原作と同じ感覚で遊びたい人が困ることはありません。
機種ごとの違いを比較
主な機種の違いを表にまとめました。
| 機種 | 追加ダンジョン | 次元の闘技場 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| スーパーファミコン版 | なし | なし | オリジナル。動作が軽快 |
| プレイステーション版 | なし | なし | アニメーションのムービーを収録 |
| ニンテンドーDS版 | あり | あり | 追加要素が最も多い。2画面とタッチ操作 |
| スマートフォン・PC版 | あり | 機種による | DS版の追加ダンジョンを収録 |
DS版で追加されたダンジョンは、その後のスマートフォン版やPC版にも引き継がれています。次元の闘技場はワイヤレス通信を前提とした要素のため、機種によって扱いが異なります。
DS版と原作、どちらを選ぶべきか
追加要素をすべて遊びたいなら、DS版を選んでください。
竜の聖域と次元のゆがみ、そして新エンディングは、原作には収録されていません。物語の先を知りたい人にとって、DS版以外の選択肢はありません。
一方で、原作の手触りをそのまま味わいたい人にはスーパーファミコン版が向いています。追加要素がないぶん、本編に集中できます。
これから初めて遊ぶ人には、DS版か、DS版をもとにした移植版をおすすめします。本編を楽しんだあと、そのまま追加ダンジョンへ進めるのが大きな利点です。
まとめ
クロノ・トリガーDS版と原作の違いを、あらためて整理します。
- 本編のシナリオと戦闘システムは原作のまま
- 竜の聖域、次元のゆがみ、時の闇の3ダンジョンが追加
- モンスターを育てる次元の闘技場が追加
- 新エンディング「夢の終わりしとき」が追加
- 2画面とタッチペンに対応
DS版は、原作の完成度を保ったまま遊べる量を増やした移植版です。物語の続きが気になる人ほど、DS版を選ぶ価値があります。
本記事で紹介した追加要素の詳細は、公式ガイドブックにすべて収録されています。攻略チャートやモンスターのデータまで押さえたい人は、手元に置いておくと役立ちます。
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