ネタバレを含みますので、未クリアの方はご注意ください。
「クロノ・トリガーのサントラを買いたいが、種類が多くてどれか分からない」
本作の音楽は30年にわたり、形を変えて何度も商品化されてきました。
収録内容が違うため、確かめずに買うと目当ての曲が入っていないこともあります。
本記事では、公式に発表されている情報をもとに、サウンドトラックの種類と収録内容を整理しました。
読み終えるころには、自分が買うべき1枚が決まります。
結論から書くと、全曲を押さえたいならオリジナル・サウンド・ヴァージョン、いま買える新譜なら2026年9月発売のライブアルバムです。
目次
基本となる「オリジナル・サウンド・ヴァージョン」
本作のサントラの原点が、この1本です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | Chrono Trigger: Original Sound Version |
| 構成 | 全3枚組・64曲 |
| 総再生時間 | 2時間39分52秒 |
| 発売 | 1995年3月25日/NTT出版 |
| 再発売 | 2004年10月1日 |
ゲーム発売から2週間後に出た音源です。3枚組64曲というのは当時のゲーム音楽としては異例の物量で、作り込みの量がそのまま数字に表れています。
作曲は3人で分担している
全曲が光田康典氏の作曲というわけではありません。
| 作曲家 | 担当 |
|---|---|
| 光田康典 | 主作曲家。本作がデビュー作 |
| 植松伸夫 | 10曲を作曲 |
| 松枝賀彦 | 「ボス・バトル1」を作曲(編曲は植松氏) |
植松氏が参加した理由には事情があります。光田氏が胃潰瘍を患ったため、『ファイナルファンタジー』シリーズで知られる植松氏が加わり、10曲を作曲して制作を完成させました。
DS版オリジナル・サウンドトラック
2008年のDS版に合わせて出た音源もあります。
DS版の音楽方針は「スーパーファミコン版と寸分たがわぬデキ」を目指したものでした。光田氏自身、当時の音をそのまま届けることを重視したと語っています。
収録順は原盤と異なり、「カエルのテーマ」は19曲目にあたります。
30周年で出た2つの音源
発売30周年を機に、新しい商品が2つ登場しました。
アナログレコードBOX
2026年3月25日に『CHRONO TRIGGER Original Soundtrack Vinyl LP Box』が発売されました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 構成 | LP4枚組・64曲 |
| 価格 | 17,600円(税込) |
| 特典 | 全曲のMP3ダウンロードコード |
| 装丁 | 各ジャケットに鳥山明氏のアートワーク/BOXふた裏に光田康典氏のメッセージ |
音を聴くだけでなく、モノとして所有したい人向けの企画です。
オーケストラのライブアルバム
2026年1月17日と18日に、東京国際フォーラム ホールAでオーケストラコンサート「CHRONO TRIGGER Orchestra Concert 時を超える旋律」が開催されました。
この公演を収録したライブアルバムが、2026年9月16日に発売されます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | CHRONO TRIGGER Orchestra Concert 時を超える旋律 -Live Recording- |
| 構成 | CD2枚組・全20曲 |
| 価格 | 4,180円(税込) |
| 収録曲 | 「朝の日ざし」「風の憧憬」ほか。アンコールの「クロノ・トリガー メドレー」も収録 |
会場に行けなかった人にとっては、公演を追体験できる唯一の手段になります。
アレンジアルバム「The Brink of Time」
原曲そのままではない音源も存在します。
『The Brink of Time』は、本作の楽曲をジャズやアシッドジャズ寄りにアレンジしたアルバムです。「カエルのテーマ」もここに収録されています。原曲を知ったうえで聴くと、印象の違いが際立ちます。
目的別の選びかた
用途ごとに整理します。
- ゲームの音をすべて聴きたい:オリジナル・サウンド・ヴァージョン(3枚組64曲)
- いま買える新譜がいい:2026年9月16日のライブアルバム
- 所有する喜びを重視する:アナログレコードBOX
- 違う表情を楽しみたい:The Brink of Time
まず1枚選ぶなら、収録量の多いオリジナル・サウンド・ヴァージョンが基準になります。
まとめ
サウンドトラックを整理します。
- 原点は1995年3月25日発売の全3枚組64曲
- 作曲は光田康典氏が中心、植松伸夫氏が10曲を担当
- DS版サントラでは「カエルのテーマ」が19曲目
- 30周年でレコードBOX(2026年3月25日)が発売
- ライブアルバムが2026年9月16日に発売される
音楽だけでも独立して評価されている作品です。ゲームを遊んだあとに聴き返すと、場面ごと記憶がよみがえります。
個別の楽曲は「風の憧憬」とは?、カエルのテーマとは?、時の回廊とは?、作曲者の話は光田康典氏の『クロノ・トリガー』への情熱で紹介しています。
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