【クロノ・トリガー】時の回廊とは?古代を象徴する光田康典の一曲

ネタバレ注意

ネタバレを含みますので、未クリアの方はご注意ください。

「時の回廊という曲名を聞くが、どの場面で流れるのか思い出せない」

本作の楽曲は場面と強く結びついており、曲だけ切り離すと記憶があいまいになりがちです。
背景を知らないままだと、名曲と呼ばれる理由まではたどり着けません。

本記事では、公開されている資料をもとに、「時の回廊」がどんな曲なのかを整理しました。

読み終えるころには、この曲が担っている役割が分かります。

結論から書くと、「時の回廊」は古代(B.C.12000)のフィールドで流れる曲で、滅びゆく魔法王国の空気を伝える一曲です。作曲は光田康典氏です。

目次
  1. 時の回廊が流れる場面
    1. 明るいのにどこか寂しい
  2. 作曲は光田康典氏
    1. 制作は光田氏ひとりではなかった
  3. 代表曲として扱われている
  4. 音源で聴くには
  5. まとめ

時の回廊が流れる場面

「時の回廊」は、古代の時代を歩いているときに流れます。

古代は、空に浮かぶ魔法王国ジールが栄えていた時代です。豊かで美しい国でありながら、すでに崩壊へ向かっている――その二面性が、この曲の背景にあります。

プレイヤーが古代へたどり着くのは物語の終盤です。そこまでの旅を経てから聴くことになるため、印象に残りやすい配置になっています。

明るいのにどこか寂しい

この曲がよく語られる理由は、その手触りにあります。

軽やかで浮遊感のあるメロディでありながら、どこか郷愁を帯びた響きを持っています。魔法文明の華やかさと、失われることが決まっている運命が、同じ曲のなかに同居しているような構成です。

古代編で何が起きるかを知ってから聴き返すと、印象が大きく変わる一曲でもあります。

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作曲は光田康典氏

作曲を担当したのは光田康典氏です。

光田氏は1992年に旧スクウェアへ入社し、『クロノ・トリガー』で作曲家としてデビューしました。「時の回廊」も、そのデビュー作で書かれた楽曲のひとつにあたります。

本作の音楽は「情景が思い浮かべられる音楽」という統一テーマのもとで作られました。曲を聴くとその時代の景色が立ち上がる、という設計です。

制作は光田氏ひとりではなかった

本作の音楽には、複数の作曲家が関わっています。

作曲家担当
光田康典主作曲家
植松伸夫10曲を作曲
松枝賀彦「ボス・バトル1」を作曲

植松氏が参加したのは、光田氏が胃潰瘍を患ったためでした。『ファイナルファンタジー』シリーズで知られる植松氏が加わり、10曲を作曲して制作を完成させています。

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代表曲として扱われている

「時の回廊」は、本作を象徴する曲のひとつとして扱われています。

発売30周年を記念して2025年3月14日から15日にかけて行われた33時間の音楽ライブ配信では、「風の憧憬」とならんで「時の回廊」が代表曲として紹介されました。SQUARE ENIX MUSIC Channelでの無料配信です。

30年を経ても代表曲として名前が挙がる点に、この曲の位置づけが表れています。

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音源で聴くには

ゲーム外で聴く手段も用意されています。

音源内容
クロノ・トリガー オリジナル・サウンド・ヴァージョン全3枚組64曲。1995年3月25日発売
アナログレコードBOXLP4枚組64曲。2026年3月25日発売

オリジナル・サウンド・ヴァージョンは総再生時間2時間39分52秒という物量です。ゲーム内の楽曲をまとめて押さえたいなら、まずこれが基準になります。

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まとめ

「時の回廊」について整理します。

  • 古代(B.C.12000)のフィールドで流れる曲
  • 魔法王国ジールの華やかさと滅びの予感が同居している
  • 作曲は光田康典氏で、本作が氏のデビュー作
  • 30周年の音楽配信でも代表曲として紹介された
  • オリジナル・サウンド・ヴァージョンに収録

古代編で何が起きるかを知ってから聴くと、まったく違う曲に聞こえます。物語を終えたあと、ぜひ聴き返してみてください。

ジール王国についてはジールとは?太陽の国が滅びるまで、他の楽曲は「風の憧憬」とは?サントラ一覧にまとめています。

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